
不動産市況に左右されない
収益モデルづくり
アイディーユー(8922・東マ)の2月中間連結決算(2005年9月〜2006年2月)は、売上高が前年比約3.6倍、経常利益が同約7倍、純利益が同約15倍の大幅な増収増益となった。
同社は不動産のインターネットによるオークション『マザーズオークション』事業などを行なっている。
今期からビジネスモデルを転換し、オークションを全国の不動産事業者に会員制で開放した。また、普及のための「呼び水」として、自社で不動産を取得してからオークションに出すことも行なっている。今中間期の売上高と利益が前年比で数倍、十数倍の増収増益になったのは、そのためもある。が、この事業は今後、必要性がない限りはもう行なわないという。
池添吉則社長は、
「(不動産の市況に左右されない)オークションのフィー(手数料)収入で収益を上げるビジネスモデルづくりを図っていく」
と説明する。中期計画では、2008年8月期で売上高530億円、粗利益160億円を目指している。
これまで多くあった、「資金調達を行なって不動産を自社で取得し、バリューアップしてから売却してキャピタルゲインを取得する」というビジネスモデルは、今後は長く続かないと同社では見ている。
一方で、不動産の流動性は続くと見る。
これまでREIT(リート=不動産投資信託)やファンドでさまざまな事業者が不動産を保有しているが、今後は自社のコア分野への特化などを図るための売買が増えてくると予測している。また、個人の投資市場としても一般化していくのではないかと見ているという。





































